東野圭吾さんの「手紙」を読みました。
って、これは年末に。
先日の「華麗なる一族」のコメントに、東野さんの本のことが話題になってたので、今さらですがアップすることにしました。
映画化された原作。
あまりに暗そうな映画だったので、映画は見る気がしなかったのですが、好きな作家さんだけに気になって読んでみました。
今は娘が読んでいて、「今、第何章」って知らせてくれるんだけど、そのたびに、「どこまでも不幸やから・・・」っと私の返事。
高校1年のハッピーエンド好きの娘には過酷なストーリーかも。。。
「罪を犯す」ということは、本人だけでなく、家族がどこまでもその罪を背負って生きていかなければいけない、それだけ重大なことだという警告がバンバン伝わってきます。
自分ではどうしようもできない運命を、それでも生きていかないといけない、辛すぎる人生。
加害者、被害者として、考えさせられる重い一冊でした。